「はらぺこじどうしゃ いらっしゃい」 みんなの声

ガソリンスタンドの給油機コンビが、やって来る車に人情味たっぷりのおもてなしです。
なぜかあんどうさんの描く車に味わいを感じて、繰返し眺めています。
ガソリンスタンドにくる車たちが疲れの様子なのも、実感がこもっています。

あんどうとしひこさんのイラストに惹かれて、図書館で借りてきました。

ガソリンスタンド目線の絵本です。
ありそうでなかった感じの絵本ですね。

勿論のりものがたくさん出てくるのですが、前のページに出て来た車が次のページのはじっこにあったり、ついつい細かいところまで見たくなります。
本編とは関係ないけど、飼い犬がどこかに行ってしまって、帰って来た犬と飼い主が抱き合う・・・というくだりが面白くて好き。

車が大好きな２歳の息子。
ガソリンスタンドにはらぺこの車が給油しにくるという、車の仕組みをわかりやすく教えてくれる絵本。ガソリンで車が動くことに興味を持っていたので、うってつけでした。

しかしこの絵本が最も効果を発揮したのは、息子がわがままを言ったとき！
出かけ先で、あと１０分後に車のおもちゃに乗れる、となったのですが、目の前におもちゃがあって我慢できるわけもなく。
「のるのーのるのー」と息子はダダをこねて一歩も譲りません。
何を言ってもダメだったのですが「この車はガソリンが入っていないから、まんぷくさんになったら乗ろう」。
と言ってみると、「はらぺこさんなんだね」と、あっさり引き下がるではありませんか。

この絵本を読んでいて本当によかったです！

ガソリンスタンドが舞台になっています。

乗り物以外にも、物語があります。

絵がレトロな感じです。

この方の別のお話にでてくるキャラクターも

出てくるので、そちらも読んでほしいです。

ガソリンがたりなくなってきている車を

はらぺこさんとよんでいるのがおもしろかったです。

内容は、ガソリンスタンドに次々と車がやってくるシンプルなお話なのに、息子は何度も楽しそうに見ていました。
一緒にどの車が好きか順位をつけたりしながら、読みました。

絵のタッチも少し変わっていておもしろいし、
出てくる車がミニクーパーやオープンカー
ビートルなど愛らしい車が沢山です。

はらぺこじどうしゃいらっしゃい、と定点で描かれた
ガソリンスタンドに次から次へと車がやってくる様子が
描かれています。

渋い色合いでクラシックな雰囲気で描かれた車達、
そして飾りけのないガソリンスタンドの日常がまた良いです。
トイレに寄ったり、車を修理してもらったり、洗ったりと
色んな目的で来る車によって、ガソリンスタンドが給油だけでない
役目を持っていることもわかります。

車好き、洗車機好きな息子は大興奮！
汚れた車が来るシーンからはくぎ付けになりました。
以来、散歩中ガソリンスタンドの洗車機を見るたび、
「汚れた車こないかなー」と言っています。
車好きな子におすすめな一冊です。

ほかの二冊も読んでいたので
あかくん、あおくん、という存在も分かっているので
すんなりお話にはいれました。
絵が独特なのですが言葉は単純な気がします。
子供向けってかんじですが
子供はもっと難しくてもしっかり聞きますから。
大人が読んでいて喜ぶ本かしら、と思いました。

この方は、挿絵の方が向いているかなと
勝手に思いました。

車が大好きな息子のために、
古本屋で購入した私。

言葉や、絵や、文字がわかるようになり、
仕事の関係で、
よく連れていくところだったりするので、
「ガソリン屋さんの本読んで」と
せがまれます。

車が大好きなお子様にはいいと思います。

ただ、単行本ではないので・・
単行本化してほしいですねぇ。

好きなシリーズですが、この本だけ手に入らなくて残念です。
ガソリンスタンドがまるでお店の人のように愛想よくみえて
楽しいです。
場面は固定されているのですが、そう感じないくらい変化に富んでいて
飽きません。

ガソリンが無くなる事を”はらぺこ”と表現しているのが気に入りました。ガソリンスタンドの一日を知ることが出来るのが良かったです。大活躍するガソリンスタンドがカッコよかったです。子供達が沢山乗ったバスが到着した時に心躍らせる主人公達の気持ちを臨場感たっぷりに表現しているのも素敵でした。