かっぱのすもう」 みんなの声

かっぱのすもう 作:小沢正
絵:太田 大八
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2003年
ISBN:9784774605678
評価スコア 4.52
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みんなの声 総数 20
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  • かっぱぱー♪るっぱっぱー♪

    • いちご紅茶さん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 男の子15歳、女の子10歳

     民話の絵本です。絵の味わいが日本の昔話特有の温かさです。

     現代っ子にとって、カッパの存在は新しい感覚かもしれません。カッパなんて日常会話には出てこないしカッパが悪さするよ、なんていってもびくりともしない。空想上のいたずっらっ子のカッパは、キャラクターでしかないのかもしれません。

     そこを、逆手に取ったようにカッパの皿に注目しておもしろく相撲を取らせたなんて、昔の子も現代っ子も素朴な笑うツボは共通ですね。また描写に使われている言葉も、くりかえしくりかえし出てきておもしろい。子どもはすぐ覚えて声を合わせて読むんですよね。結構楽しめます
    。 
     
     カッパッパー♪ かっぱっぱー♪ カッパカッパ かっぱっぱー♪
     パッパカパー♪ パッパカパー♪♪♪
     
     このような歌が 挿入されています。
     カッパの歌といえば、昭和世代は気になるCM曲がありますよねー。
     ○○○○のお酒の例の歌です。その曲調がちょうどおもしろくはまるので(少しアレンジお願いしますね)オーバーリアクションで読み聞かせを楽しみたい方にはもってこいです。

    投稿日:2010/06/17

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  • けったい!

    ストーリーも絵も味がありますね。これぞ民話って感じ。特に味があるのが、相撲に引き込まれるおじいさんの悲哀と、その後のお辞儀をして水をこぼしてしまう河童の間抜けぶり。判を押したように繰り返すので笑ってしまいました。最後は、悪さをしなくなったということで子供も一安心してました。
    めでたしめでたし、って言葉が似合う絵本です。

    投稿日:2009/07/26

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  • かっこいい「細マッチョ」に

     私の父方の祖父母は遊びに行くと、必ず夜、私を真ん中にして川の字で寝ました。
     私が眠くなるまで、祖父は色々な創作昔話を即興で作って話してくれました。
     ウサギやたぬき、狐にからすそして、かっぱの話もありました。
     あまりにも、奇想天外なストーリーの時は、祖母が小さく笑い声を立てていました。
     この絵本を読んで、その時の事が思い出されました。
     あ〜、あの時間は、私たち三人にとって、幸せな時間だったのだな〜としみじみと懐かしく思います。

     さて、むかしむかし、おじいさんのキュウリ畑が荒らされて、その夜外でがやがやという話し声が、……。
     キュウリ畑を荒らしたであろうかっぱに遭遇して、おじいさんは、かっぱにぺこぺこ。すもうで、かっぱたちにやられっぱなし。
     でも、妙案が浮かんで、……。

     最初のページのおじいさんのルックスから、やせた土地で細々と畑作りをしていて、気の毒なほど貧相に見えました。
     かっぱの前でも、おどおどしていて気の毒でした。
     でも、形勢逆転のページから、おじいさんがだんだん力強くかっこいい「細マッチョ」になってきて、笑えます。

     エンディングも、安心できる“めでたしめでたし”で、心なごみます。それにしても、かっぱと酒盛りって合いますね。(笑)

     息子6歳の夏によみました。「うちのキュウリは大丈夫?」なんていうことをいっていました。

    投稿日:2009/07/12

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  • 息子が雄叫び

    遠い昔に聞いた事あるような…でもどんな結末だったっけ…というかストーリーすら思い出せない…むむむ〜どうしても気になって図書館で借りてきました。
    そしたら面白い!相撲が好きな息子も熱心に見てたし、「じゃばじゃばじゃばー」とカッパのお皿から水がこぼれる場面では「きゃあああ」なんて嬌声をあげていました。図書館で恥ずかしい声…
    力が入り過ぎたおじいさん、いつの間にやら声を張り上げて応援してしまうトコや、出てくるカッパが次々お辞儀をして皿から水をこぼすトコ、ドリフの予定調和的コントみたいで、私は好きです。

    投稿日:2009/06/08

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  • 知恵勝ち!

    キュウリ畑を荒らされたおじいさんんが、カッパと相撲勝負をするお話です。

    始めはカッパの方が強かったのに、おじいさんの知恵でどんどんカッパが負けていってしまう所が良いなぁと思いました。
    カッパが頭を下げた時に流れ落ちる水の音の効果音も書かれている所がより一層この絵本を楽しませてくれていると感じました。

    あんなにも簡単にカッパに勝ててしまうなんて羨ましいなぁと思ってしまいました。
    おじいさんの作戦に気付かないカッパ達も面白くて笑ってしまいました。

    民話絵本なので、一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

    投稿日:2009/01/11

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  • 表情豊かな河童たち

    日本のお話らしい民話です。
    畑を荒らす河童たちをこらしめたいおじいさんのお話です。
    たぶん、このおじいさんも河童と同じように相撲が大好きなんでしょうね^^;
    なんとなく読みながら、そんなことを感じちゃいました。
    実際大田さんの描く挿絵にでてくる河童たちはすごい表情湯豊かで、
    「こっちが負けそうだね!」とか、息子も勝手に河童の相撲対決を予想していました(笑)

    擬音語もすごいいっぱい展開されていて、それもお話を盛り上げてくれますよ☆彡

    投稿日:2007/07/23

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  • はっけよい、はっけよい

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳

    民話のえほんを手にすると、文章も絵も時々目にする方達です。
    文章は小沢 正さん、絵が太田大八さんです。
    特に絵はいかにも昔話風で、おじいさんもかっぱも風情があって
    味のある絵に仕上がっています。

    はなしは、おじいさんの大事な畑を荒らしたかっぱに、
    相撲を取って打ち負かし、いたずらをやめさせるというもの。

    まあ、おじいさんも成り行きで相撲を取るはめになったもので、
    かっぱの弱点を思い出し、試してみたら勝ったというのだから、
    おじいさんも悪い人ではないし、かっぱの自業自得というところ。

    でも、おじいさんにとっては、畑を荒らされたら食ってけないから、よかったよかった。

    そんな、ちょっと間の抜けたかっぱも、愛嬌があってかわいいですけど・・・

    投稿日:2007/05/18

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  • じゃぼじゃぼじゃぼ・・・

    • はらりさん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    うちの長男が1歳後半の頃、何故かカッパにはまってしまったことがあり、一生懸命カッパの絵本をさがしました。なかなか赤ちゃん向けのはなくて、「まだ早いよなあ」と思いながらためしに購入してみました。民話独特の昔っぽい言い回しもあり、ちょっと長めのお話なのですが、息子は大変興味を持った様子。でも擬音語が「どんがらがーん」とか「じゃぼじゃぼ」などとってもおもしろいのです。最後の踊りのシーンではカッパの歌を適当に歌ってあげるとものすごく喜んでくれました。また「むかしむかし、あるところに・・」というフレーズもこの時知ったようで、たいそう気に入っていました。かっぱ好きのお子様にも、また民話デビューとしてもオススメです。

    投稿日:2007/05/08

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  • 河童の出てくる民話の一つです。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子11歳、女の子6歳

    若い頃は特に読みたいとも思わなかった民話や昔話の絵本を、最近手にすることが多くなりました。
    そういう話に味わいを感じることができる年になったことを喜ぶべきか、悲しむべきか…。
    ただ、私が小さかった頃は、好もうと好まざるとこういった話を耳にする機会はたくさんあったけれど、今の子供たちは、なかなか出会えない世の中になってきましたよね。

    さて、この「かっぱのすもう」ですが、日本民話シリーズから出ています。
    文は民話や昔話のエキスパート・小沢正さんなので、とても読みやすく、親しみやすい文章になっています。
    話の内容は、畑を荒らしてきゅうりを盗んでいく河童たちを懲らしめようとしたおじいさんが、河童たちと相撲をして勝った。というやつです。
    太田大八さんが描く、いかにも「昔の畑仕事をしているおじいさん」のふんどし姿が、なかなかよかったです。
    出てくる河童たちも、悪いことばかりしているただの妖怪ではなく、相撲好きでお茶目な生き物に描かれていたので、可愛かったです。

    投稿日:2007/02/25

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  • 民話の素朴さが新鮮!

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子2歳

    むかーし、むかしのことでした。
    ある日、おじいさんが畑のキュウリの様子を見に行くと
    畑がめちゃくちゃに荒らされていました。
    あたりを調べても誰の仕業か分かりません。

    その夜、おじいさんが眠りにつこうとすると、
    そこからかガヤガヤと話し声が聞こえてきました。
    声のするほうに見に行ってみると、なんと、
    畑のあちこちで、かっぱ達がすもうをとっています。

    おじいさんは木陰から覗いているうちに
    面白くなり、ついには大声で応援してしまい、
    かっぱ達に すもうをとろうと誘われます。

    おじいさんは謝って 相撲から逃れようとしますが
    かっぱ達は聞き入れてくれません。
    仕方なく、相撲の取り組みをすると
    おじいさんは、いとも簡単に負けてしまいます。

    その時、おじいさんは ふと思い出すのでした。
    かっぱは 頭のお皿が乾くと力が抜けてしまうという話。
    一か八か、おじいさんは試してみることに。
    「かっぱさん、かっぱさん。
     相撲をとる時には、まず おじぎをするのを知らないか」
    かっぱが頭を下げたとたん、お皿の水がじゃぼじゃぼ…。
    おじいさんの聞いた話は本当だったらしく、
    この相撲大会は、おじいさんの大勝利に終わるのでした。

    かっぱ達は おじいさんにご馳走をふるまい、
    その後は村の畑を荒らすことはなくなったということです。

    民話もまた、素朴な味があっていいものですよね。
    かっぱの話が もの珍しい お子さんもいるかもしれないですね。

    投稿日:2005/07/20

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