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おやゆびひめ」 みんなの声

おやゆびひめ 作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン
絵:リスベート・ツヴェルガー
訳:江國 香織
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年10月25日
ISBN:9784776406068
評価スコア 4.38
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みんなの声 総数 7
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  • 大人っぽい雰囲気

    魔女からもらった種を植え、その花から生まれた小さな女の子、おやゆびひめの物語。
    同じおやゆびひめのお話は、いわさきちひろさんの絵で読んだことがありますが、ツヴェルガーの絵も、大人っぽくて素敵でした。
    特に、繊細に描かれた動物たちが魅力的です。
    江國香織さんの訳も、美しくて雰囲気がありました。

    投稿日:2021/01/05

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  • 大人向けな童話

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    リスベート・ツヴェルガーの親指姫は可愛いというよりも、
    きれいが合っていて、子どもよりも30代ぐらいの女性みたいで
    ちょっと違和感がありましたが、親指姫と思わなければ
    繊細な絵で雰囲気はありました。

    江國 香織さんの日本語訳も美しい言葉でいいとは思いますが、
    小さい子には難しい言葉もあり、文章も長いので、
    小学1年生は最後まで聞いていましたが
    幼児には難しかったようです。

    完訳版ということでしたが、
    今までは子供向けの作品ばかり読んでいたんですね。
    辛辣な言葉もあり、大人向けな童話のような気がしました。

    投稿日:2019/11/20

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  • 大人も

    他の絵本にはないような、詳細な描写まであって、興味深く読みました。他の生きものの勝手な思いによって望まない境遇におかれ続けるおやゆびひめ。その理不尽さや孤独など、悲哀のようなものが、細やかな文章によって伝わってきました。また、ツヴェルガーの繊細な絵が物語に深みを増していて、見ごたえがありました。文章もながめなので、小さい子どもには難しいと思いますが、大人まで楽しめる絵本だと思います。

    投稿日:2019/07/30

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  • 哀愁

    有名なアンデルセン童話の一つですね。
    江國香織さんが丁寧に訳してくださっています。
    繊細で哀愁を感じさせる、何とも言えない絵を、ツヴェルガーさんが添えます。
    そう、おやゆびひめには次々と困難が立ちはだかるのです。
    次々と誘拐され、飢え凍えそうになったり、
    ヒキガエルやモグラのお嫁さんにされそうになったり。
    懸命に生きる姿は、植物から生まれてきたことに通づるようにも感じました。
    だからでしょうか、ツヴェルガーさんが描くおやゆびひめの造形は、
    芯の強いハイティーン。
    ハッピーエンドですが、明るい色調で終わるのでなく、
    あくまで、おやゆびひめの、内面の成長を垣間見る印象でした。
    小学校中学年以上くらいからの方が、より深く味わえると思います。

    投稿日:2017/05/02

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  • これまで色々な本で目にしてきたおやゆびひめ。
    この絵本もおなじストーリーですが、とてもとても丁寧に描かれています。
    そのため一気に読み聞かせするとちょっと疲れてしまいますが、じっくり、そして深く物語の世界に入ることができました。
    特につばめとおやゆびひめの関係が素敵に思えます。

    全編を通して引っかかるのは、人間の目から見て美しいと思うものはとことん美しく褒めたたえ、そうでないもへの描写は極端に厳しい、という点。
    子供は気にしないみたいだし、童話らしいといえば童話らしいのですが、私はちょっと気になってしまいました。

    投稿日:2015/10/17

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  • 物語

    ツヴェルガーの挿絵がとっても幻想的で、ああ、これは
    物語なんだなあって思いました。
    いえ、絵本で描かれているものはどれもこれも物語なのでは
    ありますけれども。
    なにかほんとに「別の世界」が存在しているような、そんな
    感じがしたのです。異国の話だ、っていうのもあるのかも
    しれませんが。
    おやゆびひめ、最後にはしあわせになったのだと思いますけれど
    おひめさまの人生っていうのも大変ですね。グロテスクなかえるや
    もぐらや・・私だったら途中で倒れてしまいそうです。

    よく考えると最初っからしあわせなおひめさまのお話ってあまり
    ないのかもしれないなあ。

    投稿日:2014/10/07

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  • 「おやゆびひめ」って生まれから結婚まで、少女の流浪奇譚だったのですね。
    今まで、さらりと読み流していたメルヘンが、ツヴェルガーの絵でとてもしみじみとしたものになりました。
    生まれたところから、疲れた感じのおやゆびひめ。
    それからの苦労が予感される描かれ方です。
    私がどうしても気になってしまうのは、赤ん坊ができることを切望していた女の人のその後です。
    起承転結がない物語は、読む側がいろいろなイメージの中に放り出されたような気がします。

    投稿日:2014/02/02

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