「おばけのケーキ屋さん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

私が自分で読んでみた感想です。
始めは・・・・なんて素直じゃない女の子！と思っていました。しかし読み進めていくうちに真実がわかって「ハッ」っとしました。
そして、女の子のお父さんへの思いにも感動しました。
とっても素敵なお話です。小さい子にはまだまだ難しいかもしれません。長いですが読んだ後心が温かくなる素敵なお話でした。

pixivの方で読みました。絵本が発売されてたのですね＾＾
こちらの本は、娘の絵本を探してる時に検索に引っかかりました。0歳なので絶対に早いのですが、私が気に入っています（苦笑）

お子様が読んで楽しめるの年齢は6歳くらいかなぁと思いますが、優しいかわいいタッチの絵なので幅広い年齢の方に、お子様に良いかと思います！

もうすぐ3歳になる子供によませるつもりが
全頁ためしよみでよませていただき
半分過ぎたあたりから
やさしくあたたかい涙が
ほほをつたわってゆきました
子供は不思議そうにわたしをみていたのですが
大人が感動する絵本でもあるかな〜
とおもいました

涙なしではこの絵本見れませんね！絵本ナビのサイトで気になったので読んでみたのですが…ステキでした！あるおばけのケーキ屋さんに女の子がやってきて、その日以来ケーキを食べに毎日来て一緒に喋ってケーキを作って。でも女の子はケーキが世界一じゃなくてパパと同じくらいおいしいっと言うのです。なんでパパなんだらうと読みながら思っていたら、実はそのおばけは死んだパパだったのです。はかにも素敵な部分はあったのですがステキすぎで書ききれませんね！

これが的確な表現なのか分からないけれど、
まるで1本のアニメーションを見たような気分です。

もちろん、良い意味で！
そのくらい、世界がちゃんとそこにあって、
何のためらいもなく入ってゆくことができました。

おばけと女の子の恋物語・・・
と思いきや、実は・・・。
美しいイラストが、クライマックスをより切なくさせています。

最後の挿絵に、胸が締め付けられました。
この絵本を読むことができて良かった。

おばけが経営するケーキ屋さんに突然現れた女の子。
おばけが作る、食べたら誰もがびっくるするくらい美味しいケーキを、びっくりせずに、
「パパのつくるケーキと同じくらいおいしい」
と言った女の子。
彼女は、何もかも分かっていたのですね。

彼女の言葉にしない思いがひしひしと伝わってきて、とても切ない気持ちになりました。
おばけは最後まで気付かなかったようですが、自分が消えることになったとしても伝えたかった想いは、父が娘を想う気持ちと全く一緒だったことでしょう。

おばけのケーキ屋さんかぁ。。なんだか可愛らしい絵の表紙だなと思って読んでみたら。。
まさか！まさか！最後は思わずウルウルしてしまいました！
こんな展開が待っているなんて！
美味しいケーキでみんなをびっくりさせるのが大好きなおばけのケーキ屋さん。
ある時やってきた女の子は、なぜか驚きません。そして「おいしい。でもパパの作るのと同じくらいかな。」と言うのです。
パパのケーキを超える物を作ろうと、おばけのケーキ屋さんは女の子に月に1回味をみてもらうようお願いします。そしていつのまにか毎日、女の子は店に通うようになります。
そんなある日、女の子は結婚して遠くに行ってしまうと告げます。そして、おばけのケーキ屋さんは結婚式に間に合うようとっておきのケーキを作るのですが。。
2人の関係を知った時、そしてラストに思わずウルウルしてしまいました。自分の結婚式のことを思い出したり、娘が嫁にいく日を思い浮かべたりして、さらにウルウルしてしまいました。
こんなに感動するなんて、予想外でした！

最後の最後、読みながら泣きそうになってしまいました。
おばけは自分のお父さんと分かっていながら、何も言わずに父のケーキ屋さんに通い続け、お父さんおばけは娘と気づかずに、自分の娘のために命をかけてケーキを作る。
5歳の子には難しく、お話しのことはまだよく分かっていないようでしたが、おばけはどうなったのか、不安になり悲しい気持ちは伝わったようでした。
こういう複雑な気持ちがまだ分からなくても、そういう気持ちに触れることのできる絵本って素敵だなと思いました。

「ひみつのねがいごと」を先に読んでいたので、こちらを読んで、
ああ、そうだったのかと思いました。
ひみつのねがいごとの一年前にこちらが出ているのですね。
順番に読めばよかったです。
世界一おいしいケーキを作るおばけのケーキ屋さん。
準備万端で待っていると、例の女の子がやってきて、、、。
女の子はずっとわかっていたのですね。
こんな形であれ、大好きなかけがえのない人と
一緒にいられるのはとても幸せなことだと思いました。

どうして、こんなに心が、揺すぶられたのでしょうか？女の子の思いでしょうか？もちろん、それもあります。それ以上に、おばけさんが自分が「誰なのか。」に気づいていないからだと思います。おばけさんに、気づいて欲しかった。読み終わって、おばけさんを思うととても切なくなりました。