新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

吾輩は猫である」 みんなの声

吾輩は猫である 文:夏目 漱石
編:齋藤 孝
絵:武田 美穂
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,485
発行日:2006年01月
ISBN:9784593560516
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 54
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54件見つかりました

  • おもしろい

    ほるぷ出版の声にだすことばえほんの一冊です
    明治時代の名作「我輩は猫である」のなかの猫の日常を抜粋して
    絵本にしてある 今はなかなか読まれなくなった本ですが
    実におもしろい 自然と笑いがこみあげてくるのです
    特に からだの大きな猫に 「おめえは今までに鼠を何匹とったことがある?」と聞かれて 「実はとろうとろうと思ってまだ捕まらない」と堂々と答える主人公にがんばれとエールを送りながら おもしろくてこみあげるおかしさに顔が緩んでしまう
    明治時代の言葉使いが 現代の子供たちに どこまで理解できるか少々不安であるが 是非とも 高学年の読み聞かせで読んでみたい作品です

    投稿日:2007/04/23

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  • 文学作品が絵本に登場とは

    有名な文学作品が絵本化したので、手に取ってみた。でも表現はそのまま、有名な語録から始まっている。でもやはり、絵本になってもすごいと感じた。漢字もそのままだけど、5歳の子供に読んであげても決して悪くないと思った。

     猫の気持ちになって読んだことがなかっただけに、すごく身近に感じた。これをきっかけにさまざまな文学作品がぞくぞくと絵本化されるといいなとおもう。

     いろいろよんだ絵本とはちがって、絵も本来の絵のような感じとはすこし違うけど、これも新鮮でいい。

     さっそく、これから息子に読み始めるが反応が楽しみ。

    投稿日:2007/04/08

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  • 吾輩が可愛いくて・・・

    • めりぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子8歳

    日本人ならみんなが知っているであろう、あまりにも有名な小説・夏目漱石の『吾輩は猫である』。
    『吾輩は猫である 名前はまだ無い』このフレーズも一度は聞いたことがあることでしょう。
    この一言でこの『吾輩』の性格も分かるような・・・(笑)
    教科書では読んだことがあっても、オリジナル全部を読んだことある人は少ないのでは?
    私も何度チャレンジしても全部を読めたがありませんが・・(苦笑)
    この絵本版の『吾輩は猫である』は、その中でも猫の視点から見た面白いところだけど選んで絵本にしているので、子どもにも読みやすくとても可愛いです。
    とくにまだまだ未熟な『吾輩』の性格が可愛くて、そして書かれている表情がとても可愛いです。
    オリジナルを読むことはなかなか出来なくても、この絵本で『吾輩は猫である』を知ることになったら、子どもたちはこれが全て・・・と思ってしまうんでしょうかねぇ・・(苦笑)

    投稿日:2007/03/10

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  • 本編に入る前に

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    言わずと知れた名作「吾輩は猫である」から選者の斉藤さんが心に留まった名文句を抽出して絵本として再構成されています。
    武田さんのイラストが良い!猫と見つめ合うとき・主人公が猫を抱き上げたときの困ったシーンなど表情が生き生きしています。

    和文・学生服・日本家屋・縁側といった、漱石が生きた時代に触れる良いきっかけとなります。昔の作品だけに固い単語が含まれますが振り仮名が振ってあります。絵があるだけで場面を想像し易いので本編を読む前の導入として適していると思います。
    こういった本が次々と出版されると、年齢に関係なく間近に文学作品に触れられて嬉しいですね。イメージから入る私でも存分に楽しめました。

    投稿日:2007/01/30

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  • 何度も読みたい

    この声にだすことばえほんシリーズに今はまってます。娘よりも私が好きなのですが。娘が一人で読むにはまだまだこのシリーズは早いです。でも私がすごく気合を入れて大声で読んでいるので関心は持ってます。この吾輩は猫であるの場合、絵がまず気に入った様子。次に文章も幼稚園児では多少分かりにくいところもありますが大体内容も理解できた様子。何度も読みたい絵本です。

    投稿日:2007/01/18

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  • 流行なので

    • じゃっどんさん
    • 30代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 女の子7歳、男の子5歳

    昼のドラマでも漱石さんが出てくるので、思わず手に取ってしまいました。絵は娘が大好きな武田美穂さん。文体は漱石さんそのままですが、絵がかわいくなるとここまで楽しめるんですね。これなら、「声に出して言葉絵本」として簡単に読めてしまいます!

    投稿日:2006/07/02

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  • 息子も読んでます!

      私が読んでるそばから、息子がチラチラ。
    そのうち、私の膝に座って「吾輩は、ネコ・・・」
    と読み始めました。時々、読めない漢字があると
    「ママ、これなんて読むの?」と聞きながら、最後まで
    読んでました。
      私が「ねえ、おもしろかった?」と聞くと、
    「うん、大きい声で読んだからきもちいい!」と
    かなり満足してました。ところで、内容はちゃんと
    理解できたのでしょうか?息子に聞いてみたところ
    「絵が○○にちゃんと教えてくれたよ!ネコさんは、
    人間のこと、よく見てるね〜。」なんていってました。

     それを聞いて、日本文学を4歳の息子にちゃんと
    伝えることができたこの本はすご〜い!!と、とても
    ビックリしました。そのことは、後書きの部分をみて
    納得しました。NHKの『日本語であそぼう』の監修
    をされてる斉藤孝さんが編集されてたんですね!
    ますます好きになりそうです。『日本語』

    投稿日:2006/06/28

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  • 純文学、入門編

    斉藤孝さんがまとめる、声にだすことばえほんの中の一冊です。

    私自身も子どもの頃、小説で読んだことがあったのですが、なんだかあまり意味がわからず、内容はほとんど印象に残っていませんでした。

    でも、絵本で読むと武田さんのかわいい絵の助けもあって、面白い!
    おいしいところがぎゅっと凝縮されているので、腹八分目に楽しめるような感じです。

    子どもが始めて出会う純文学にぴったりです。

    息子ももう少し大きくなって、自分でちゃんと小説が読めるようになったら、この絵本を思い出して夏目漱石のこの小説を、全部読んでみてほしいと思います。

    私も、この絵本でまず漱石に出会いたかった!

    投稿日:2006/06/09

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  • 日本語のお手本。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    この作品は、明治時代に書かれて国民的大ベストセラーとなった小説だそうで、一昔前はこれを小学生が読んでいたのだそうです(☆o☆)
    ワタクシは、夏目漱石さんの描かれたお札を使用させて頂きつつ、今の今迄、全く読んだ事がございませんでした(>_<)
    勿論、読まなくても『我輩は猫である』と言うタイトルは存知上げてはおりましたが、内容は全く・・・・・・。
    この作品は、イラストを武田美穂さんが描かれたものですが、この表紙を拝見させて頂くだけでも、猫がニャハハ♪と笑っていそうで、癒されます(*^o^*)
    人間の子どものように、大人たちや社会を観察し学習しながらも、大人のずるさを猫視線で皮肉まじりで、言い表している文面には、苦笑いせずにはいられませんね(^_^;)
    この作品のサブタイトルにもなっておりますが、“声にだすことばえほん”漱石さんは漢文が得意で、落語も凄く好きで、更に英文学の教師であり論理的思考がしっかり出来ていたそうです。
    日本語の奥深さが色々な意味で得意だったわけで、今はあまり使わなくないような言葉づかいも含めて、日本語の奥深さが非常によくわかる文章を書かれたそうです。
    漱石さんの文章は、それを身に付けると、現代の日本語の基本はほぼ大丈夫になると言うほどの質のものなのだそう(☆o☆)
    こういう文章がいい日本語だというのがよくわかる「日本語のお手本」として、是非♪『吾輩は猫である 』を読音されてみてはいかがでしょうか(o^_^o)

    投稿日:2006/06/07

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  • 国語がお勉強になる前に・・・

     こんな絵本をさがしていました!娘1歳に読み聞かせています。主人公は、子供でも大好きな、身近な猫。かわいらしい絵を見ながら、娘はママの音読をただ、聞いています。黒猫との会話の部分は、あえて声色を使い、それらしく読んであげると、大喜び。でも、一番好きなのは、表紙の裏の、たくさんの猫たち。手(前足)を広げている猫の真似をして、「ぱ!!」と両腕を大きく開いたり、「どの猫が好き?」という問いかけに「これ」と指をさしたり・・・。親があきれるほど、延々と同じ絵を見つめていたりしました。
     1歳の今は、そうやって絵を楽しんだり、理解できなくてもママの音読を聞いていたりという楽しみ方で充分だと思います。「我輩は猫である」=「夏目漱石」=国語=お勉強という式ができてしまってからでは、このすばらしい名作を読むのもおっくうになってしまうと思うからです。
     絵本という親しみやすい形で出版されていること、とてもありがたく思います。娘が、将来、いわゆる古文や文学というものを難しく捉えず、日本語のリズムや、文章の内容を楽しめるようになってもらえたら・・・という願いがこめられた一冊です。

    投稿日:2006/05/16

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