小さな頃、大好きだったお話。
たしか小学1年生の教科書にも載っていて、中学生頃、「差別問題」で絶版に。
あのころ、自分には難しい「ちびくろさんぼを考える」・・・系の本を一生懸命読みました。
自分なりに理解したこと、「ちび」や「くろ」や、プロトタイプの表現や、、、どれを問題にするのかでは無く、「差別されている」と感じる人が居れば、それは「差別」だということ。
そして、大好きな本が読めなくなる、という恐怖。
又、表現が変わると、まったく別のもの、絵も文章も、夢中になれる絵本というものは、絶妙のバランスでなりたっているというコト。(沢山出版されましたから・・・)
悩みましたが、子供にも読み聞かせています。
今はまだお話を楽しむだけですが、彼女に「ちび」とか「ぶす」とか言う人間が現れたとき、この絵本のもうちょっと別のトコロを伝えたいと思います。
もちろん、そんな言葉では人間の魅力を失わせることは不可能だということも含めて。