どろぼうは、独りで住んでいても 淋しいと思わないし、悲しいと思ったことがない
感情が乏しく 孤独な人だったかも、でも 家の窓から見えるお城を自分のもののように思い泥棒に入る生活だったのです。
ふくだじゅんこさんの絵が かわいいので 泥棒も 怖いとは思えませんね
この泥棒が かわることができるのです。
それが 小さな鉢 芽が出るのを楽しみにするようになるのです!
このときの 泥棒の顔は優しい顔に変わっています
自分で水をあげ 芽が出る事への喜び! これは 泥棒が今まで味わったことのない感情だったのかもしれません
人間は 本来優しい心を持っているのですね
ところが 戦争で いえも鉢も壊され 大声で泣いた
せっかく 大事に育てた花が・・・ダメにされて 戦争の恐ろしさも思いますが 泥棒の涙は 心を洗ってくれる涙でしょう・・・
これからの泥棒の生き方 輝いてほしいですね!
作者の 杉川さんの絵本は初めて読みました。