「おほしさま」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

おほしさまって、どんな味かな？
絵がかわいくって、確かにシャーベットみたいにシャリシャリ冷たそうかも。
あ、でも確かにすっぱそうかも。
みんながお星さまを食べてみたいとふくらます想像がかわいくて、読み手ももうすっかり食べる気で、味を想像して楽しめます。

５歳長女に読みました。こぶたちゃんがおほしさまの形のクッキーを焼いていると、ことりがいいにおいに、「何のにおい？」と聞くのです。こぶたちゃんが「おほしさま」と言ったものだから、ことりはほかの動物たちにおほしさまの味を聞くんです。とっても可愛いお話です。水に映ったおほしさまを触ろうとする動物たちがとっても微笑ましいんです。絵も可愛くて、次女はとっても気に入ったようです。

このお話は、子豚ちゃんが焼いたお星さまの形のクッキーを他の動物たちが勘違いして、本物のお星さまだと思って、みんな「本物のお星さまってどんな味がするんだろう？？」って色々考えているのがとってもかわいかったです。

こぶたちゃんちの窓から漂うおいしそうな匂い。
「くんくんくん、なんのにおい？」と、ことりさん。
「おほしさま！」と、こぶたちゃん。

ことりさんはワニくんに、ワニくんはうしさんに･･･、
「おほしさまって、どんな　あじが　するのかな？」

どの意見も、うんうん！そんな気がする。
みんなの想像を聞くたびに
いろんな味が口の中に広がりました。

うちの娘は「アイスクリームじゃない？」
私は「氷砂糖かこんぺいとうかな？」

おいしくて、なんだかワクワクするメルヘンな絵本です。