何かあっというようなことが起こらないかなぁ・・・とヘンリーくんはよくそう思っていました。
そんなある日、一匹の犬と出会い、アバラーと名づけて飼い始めます。そしてヘンリーくんとアバラーはさまざまな事件を巻き起こします。
子供って身近のちょっとした物、出来事にもこんな関心の寄せ方をするんだなぁ・・・とつくづく感心させられました。
そして男の子ならではの発想や行動のおもしろさ、大胆さ、優しさが随所に感じられます。これからやんちゃ坊主に成長していくであろう息子を持つ母としては、よい勉強になりました。またヘンリーくんの両親がとてもすてきで、見習いところがいっぱいあり、参考になります。
このシリーズの中でラモーナというゆかいな女の子が主人公の本もあります。(「ラモーナとおとうさん」)こちらもとても楽しい本です。
どちらも子供のすばらしい魅力にあふれていて、大人が読んで、子育てを楽しいものにさせてくれるような元気の詰まった本ですので、オススメしたいです。
もちろん、お子さんが読めば必ず何か感じとってくれる本だと思います!