図書館で借りて以来ほぼ毎晩、どちらかがこの絵本を選んで
くるんですが、怖いと言いながらも興味津々で「あれ何?
これ何?」と隅々まで堪能してる二人を見ていると、子供っ
てほんとにオバケが好きなんだなあと改めて思いました。
子供達がオバケ屋敷を探検し、様々なオバケと遭遇する内容
なんですが、細部まで丁寧に描かれていて(吸血鬼の牙から
血がしたたり落ちて、抱いてる女の子の首には傷跡が二箇所
等)、洒落たデザインが目を引きます。
そして他の子供が怖がる中サイモンだけは、吸血鬼の広間で
「一緒にごちそうを楽しみたいぐらい」、炎が手招きする怪し
げな塔を見て「僕は入って見るよ。面白そう!」と言い放ち、
各ページの決め台詞は「僕は勇敢なサイモン・レスター・シュ
トラウス。オバケ屋敷なんて怖くない」とこれが読んでるこ
っちも気持ちいいぐらいかっこいいです!オチはご愛嬌で。
我が家の子供達もそんな彼に一目置いているようで、どのペ
ージでも堂々としているサイモンを誇らしげに指差します。
お気に入りの場面
娘:最初は吸血鬼に抱かれた女の子をかなり気にしてました
息子:堂々としているサイモンの姿
僕:「僕は勇敢なサイモン〜オバケ屋敷なんて怖くない」