「まゆとおに−やまんばのむすめまゆのおはなし」 大人が読んだ みんなの声

有名なのでタイトルは知っていたのですが、読んだことがなく、今回手にとってみました。
予想以上に楽しめた作品です！
やまんばむすめのまゆはおにという存在を知らず、まゆのことを食べようとする赤鬼についていってしまいます。
まゆを食べようとする赤鬼の段取りを手伝いつつ、食べられるギリギリのところで偶然にも回避するところがなんとも痛快で面白いです。
最後には仲良くなる２人が可愛らしいです。

娘もひとりで読んでいたようですが、私もひとりで
読みました。
まゆは、力持ちだし、元気だし、天真爛漫。
子どもはぜひともこうであってほしいなって思いました。
女の子なのに力持ちってとってもかっこいいと思うし。
やまんばのおかあさんがつくってくれたおにぎりもおいしそうで
いいですね。こんなごはんを毎日食べたら、まゆみたいに
なれるのかな？

小学校で読み聞かせボランティアをしています。
それと、市で読み聞かせボランティア養成講座を受講中で、
先日「牛方とやまんば」をすばなしできるように、暗記したところでした。
あまりにも自分の中のやまんばのイメージと違うので、
その衝撃ですっかり、まゆのファンになってしまいました。

「おんなのこが、あんまりおいしそうなので」…とおに。
ほんと、食べちゃいたいくらい愛らしい！
降矢さんの絵が大好きです。
おにのおしりとかも、子ども達ウケそうだな〜。
私はまゆが木をひっこぬいた時のおにの表情が好き♪
お母さんもいいな〜。
シリーズの他の作品も、ぜひ読んでみたいです。

今回節分前ということで、鬼の絵本を探していてこの本に出会いました。
今月は一年生の担当だったので、この本はあきらめましたが、（７、８分かかるので）
同じ読み聞かせ隊の方が4年生にこの本を読んでいました。

既に読んでいたように思っていたけど
読んでいなかった？？？かな？
と、図書室より借りてきて
じ〜っくり読みました

素晴らしい！！

まゆの天真爛漫さ

やまんばっていうと
どうしても、おばあさんで
体格がよくって・・・ってイメージしちゃうけど
まゆのおかあさんの
このやまんばさんは、なんか素敵な
センスある生活してるし
きちんとまゆをしつけているなぁ〜と
感心してしまいます

生活感というか
生きる力を持ったまゆに憧れます

傍らにいる、きつねさんの
感情豊かな様子を
私は楽しんでいます（＾＾ゞ

これは、やっぱりベストセラーですね

やまんばの娘のまゆは、ある日、雑木林の奥で、とんでもなく大きな人に出会いました。それが鬼だとは知らないまゆは、お鍋で煮て食べてやろうと思っている鬼についていってしまいました。

『やまんば』というイメージからは、ほど遠いまゆのおかあさんに、まず驚かされますが、かわいい顔をして、大変なことをしでかす娘、まゆの行動には、もっと驚かされました。
その様子を、そっと陰からみている様子にもご注目を。
さてさて、まゆは、どうなってしまうのでしょうか？

ある日、オニを知らないまゆは、オニに出会います
オニも、まゆをやまんばの娘と知らず、まゆのことを食べようと、まゆに悟られず、まゆを食べる準備を始めるのですが…

見ているこっちはまゆ、早く気づいて！！
と思うのですがまゆの優しさが自分を救うこのに…

力持ちのまゆは、結局最後までオニが自分を食べようとしていたことに気づかないのですが、そこがまたまゆらしいというかなんと言うか…
大人でも、十分に楽しめる絵本です！！