「デイビッドがやっちゃった！」 大人が読んだ みんなの声

デイビッドのお話は、子どもが小さい頃、『だめよ、デイビッド』『デイビッドがっこうへいく』を読みました。
大人が読んでも、自由すぎるデイビッドにドギマギしながらも、周りの大人の温かい目に触れて、ホッとできるお話でした。
今回は、いたずらデイビッドが一生懸命言い訳するお話。
そんな言い訳通じないよ！ということばかりなのですが、本人はへっちゃらのようです。
でも、夜寝るときになって…
ラストシーンはほっこり幸せな気分になります。

きっとみんなこんな経験はありますよね。
経験がない人もきっと、考えたことはあると思いますよ。

少しくらいならいいけれど、あれもこれもとなると……。
でもだれかがかならず見守ってくれる人がいます。
それがお母さんだったり、おばあさんだったり、おじいちゃんだったり
そうしてやさしく見守ってくれると、しぜんにおとなしくなります。

もし、こうした子がいたのなら、やさしく見守ってあげたいなと
思いました。

　わざとじゃない、うん、わざとじゃない。
ただ、ウソ言うのだけは、よくない。
好き嫌いや物忘れ、失敗に言い訳なんて、大人だってあるさ。

　ある夜ベッドで、いけない自分にハタと気づいた！
えらいぞデイビッド、自分から詫びるなんて。
へそ曲がりの大人より、どんなに素直か。
母さんも、辛抱強くて、えらい。

　父さん！トイレですよ、頼みます。
いいですか、１分間しっかりと反省、してくださいね。
・・・感謝。

デイビッドの言い訳オンパレードの絵本でした。見ていてうちの息子みたいだなと思えました。素直に謝ってくれたら私だって怒らないですむのに…と思うことが何回あったか数え切れません。でも、デイビッドがそうであるように、うちの息子もほんとは悪いことしたな〜って分かってるんだなていうのが、その後の態度で伝わってくることがけっこうあります。
ちゃんと反省してほしいなと思う気持ちもありますが、男の子の強がりみたいなものも分かります。男の子って難しいですね。でもそんなところもかわいくて大好きですが。

とにかくイタズラで元気一杯、やんちゃな男の子デイビッドが、あれこれ言い訳しているお話です。

デイビッドなりに色々考えてますね〜！
　「ボールが」とんでったの
　「コップが」たおれちゃった！
さも自分のせいでないように言ってますが、全部自分のせいです（笑）

でも、そんな言い訳も、すべてママに怒られたくないから。
だってデイビッドが一番好きなのは、やっぱりママだから！

ママの「だめよ」は「愛しているわ」ということ、と作者の前書きにもあるように、この作品もママとデイビッドの愛で溢れています。

デイビッドのありえないイタズラにクスッと笑いつつ、最後は温かい気持ちになれる１冊です。

アハハ、、、ある、ある、よくある子どものいいわけ語録ですね。
どんなに口達者にいいわけをしても、もうバレてますよ。
もしかしたら、パパがトイレを汚している場合もあるかも？って思いますが…。
とにかく、今度からはちゃんとやってねという感じですが、少しは反省してくれているようでよかったです。

なんかやらかすたびに、誰かのせいにするデイビッド。言い訳が可愛いからつい綻んでしまうものの、こりゃーだめでしょう。最後は怒られちゃうかな？と思っていたら、唐突に「ごめんなさい」が言えたデイビッド。
そっか、本当はちゃんと、ごめんなさいしたかったんだね。やっぱり憎めないデイビッドでした。

前作同様にまたもあるあるとうなずける絵本でした。
うちの子もこんな感じ（笑）。
どこのうちもこんななのですかねー。
その都度、親はやっぱり注意するのだけど、こどもも本当は自分ではわかっているのではないかな？

　好奇心がいっぱいで、元気すぎるデイビッド、、、。
　デイビッドが動くたびに、なにかをしでかしてしまいます。ディビッドの言いわけの声が聞こえてきそう。
　でも、デイビッドの年頃なら、これくらい元気な方がいいのかな、、、。

　デイビッドが寝るときに、ママがなでてくれるのが、いいですね。どんなにいたずらしても、やっぱりかわいいディビッドです。
　
　こっくりした色でいきいきと描かれた絵が、楽しかったです。

「デイビッドシリーズ」はユーモア絵本に読む方もいるかも知れませんが，私にとっては第３者的にこのシリーズ絵本を読むことによって，自分の育児を思い直すきっかけになります。
「ダメ！」を何度も言ってきた私，言い訳する子供，この絵本を見ると，そう！お母さんも愛情ゆえで，子供もわざと困らせているわけではない，ということを改めて思うのです。
そして私も我が家の子供も，そう！この絵本と同じなんですよね。
育児をしているたくさんのママにおすすめのシリーズに思いました。