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かさをささないシランさん」 大人が読んだ みんなの声

かさをささないシランさん 作:谷川 俊太郎
絵:いせひでこ
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,282
発行日:1991年
ISBN:9784652042106
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,634
みんなの声 総数 21
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  • 無関心は罪なのか?

    何かを訴えかけるような、そして挑発をしているかのようにも見えるタイトルのデザインが目を引く本です。デザインは杉浦範茂さん。

    ごく普通の恵まれた暮らしをしているシランさん。そんなシランさんがかさをささない罪で憲兵に拘束されます。

    平穏な日常から急転直下、自由のない世界へ。こんなことがあったら本当にこわいです。

    薄い絵本なのに、訴えかけるインパクトがあります。シランさんのように遠い世界で起きていることに無関心であることは罪なのでしょうか?冤罪になった時の身の処し方はあるのでしょうか?読んだ後も心のざわざわが止まらない後を引く本です。

    投稿日:2018/08/02

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  • アムネスティを知らないと・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    みんなと違うことを考えること・・・・?それが理由で逮捕されてしまう主人公のシランさん

    本人が社会に無関心であることと、またその周りに存在する方たちも無関心のたまもの・・・

    何もなかったように日常が繰り返される中で何人、何百人の方が今も無実の罪で、投獄されているなんて
    身近にいないと、無関心になってしまうのは、仕方がないこと?
    いえいえ、身近にいたって他人事と思っているうちは、同じです
    アムネスティ・インターナショナルとは無実の罪で投獄されている普通の人々のために手紙を書くという国際人権団体です

    投稿日:2011/05/17

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  • 谷川俊太郎さんが「自由へのねがい」(アムネスティ・インターナショネル紹介映画)
    絵本化されるに当たってもいろいろなことがあったのですね。 いせひでこさんの絵はすごいもがあります(彼女の絵は心に残りますね)

    タイトルの「かさをささない シランさん」 おもしろいな〜そんな思いで手に取りましたが・・・・
    深〜い話でした 
    子供には少し難しい内容かもしれませんが 中学生くらいの人ならすごく深い話かもしれません
    人はそれぞれ 違っています。 お国柄でも 文化の違いでも 食べるものも 価値観もそれぞれ違うのですが、人間として大事な事は大きくは変わらないことも多いように思います!

    この絵本のシランさんは かさをささないからから 捕まり 牢獄に入れられてしまうのですが・・・・
    えっ!  そんなことで・・・・なぜ? 
    今の世界の中でもいろんな 価値観の違いで争いが絶えません。 今の日本では、民主主義が 自由が守られる様になって来ているので シランさんのようにはならないと思いますが・・・しかし 「一番恐ろしいのは どろぼうもない ひとごろしでもない ひとのあたまにかくされた(かんがえ)というものだ」
    この言葉は深いものがあると思いました!
    この絵本を通して 人は 価値観の違いで排除するような事はないような 世の中であってほしいと思いました

    投稿日:2011/05/12

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  • 無関心ではいけない

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    白地に黒い角ばったギザギザのタイトルの文字に、「んっ、これはただものではないぞ!」という気配を感じます。そして、ドキドキしながら、ページをめくっていくことになります。

    シランさんの何気ない日常生活を描いているだけなのに、どうしてドキドキするのでしょう。
    シラン見ているテレビに映るとおいくにのやせこけたこどもたちや、つみもないのにろうやにいれられているひとたちは、私たちの生活のなかでもよく見聞きすることです。
    私たちはシランさんと何の変わりはないのです。

    しかし、突然、シランさんは「かさをささない」という理由だけで捕まってしまいます。これがドキドキの原因だったのです。
    幸いにも、「今」は私は「かさをささない」という理由で捕まることはありません。しかし、世界のどこかでは、シランさんのように理不尽な出来事が起こっているのです。

    「無関心ではいけない」この本から学ぶことです。
    小学校高学年のクラスで読みあって、話し合いをすると良いのではないかと思います。

    投稿日:2009/05/29

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  • 無関心の恐ろしさ

    世界では理不尽な理由で、つらい目にあっている人たちが大勢いる。みんなは、他人事として受け止める。また、自分には何もできないと諦める。情報化社会で何を信じてよいのかわからない時代だが、無関心の恐ろしさを、ストレートに描いた衝撃の絵本。

    投稿日:2022/06/14

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  • ショック

    シンプルな文字だけの表紙が気になり、手に取りました。
    「ルリユールおじさん」を描いたいせひでこさんの絵というのも、タッチが違うように思えます。
    内容は、なんともショックな内容でした。
    素敵なシランさんが、「かさをささない」という理由で、人と違う考えを持つ人だからと牢屋に入れられてしまう。
    そんな、理不尽なと思うけれども、今まで関わった周りの人も、次第にシランさんを忘れていき…
    読み終わった後、表紙をみかえし、シラン=「知らん」なんだとわかって、恐ろしくなりました。

    投稿日:2020/07/16

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  • 知ろうとすること

    普通にいつもの生活を送るシランさん。

    ある日、突然逮捕されてしまいます。
    理由は、傘をささなかったから。みんなと違う「考え」をしているから。

    このような不当な逮捕や、人権侵害によって、罪もない人々が苦しめられている現状が、いまもどこかの国で起きています。

    この絵本で描かれているのは、その一例で、国際的な人権団体の活動を紹介する本でもあります。

    本当にこわいのは、こうしたことが起きているのに、無関心でいること、いつもシランさんと仲良くしていたみんなも、シランさんがいなくなっても何も変わらない生活をしていること。

    こうした出来事は知ろうとすることがなければ、なかなか知ることができません。
    でも、実際に世界中のいろいろな国で、不当な人権侵害がいまだに存在しています。

    こうした事実があるということ、そしてこうした不遇の人々を助けようとする人もまた存在するということを、子どもにも伝えていきたいと思います。

    投稿日:2015/06/16

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  • 難しいけど、伝わってくるものがあります。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    この絵本の発想はものすごいです。
    そして、この作品を作られた谷川俊太郎さんは、やっぱりすごい方ですね。こういう難しいテーマを、ちゃんと形にしてしまうんですから!

    『アムネスティ・インターナショナル』という団体が、この作品の発起人です。
    谷川さんはこの団体に依頼を受け、賛同されてこの作品を手掛けられたそうです。

    とてもインパクトのある表紙絵とタイトル、内容的には小学校高学年以上のお子さんたちなら、何とか理解できるものであると思います。

    こういう『絵本』という媒体で、子どもたちにこの団体の活動、「罪もないのに囚われている人たちに国境を越えて手紙を出そう」という趣旨がきちんと伝わったかどうか、少々疑問が残ります。
    「罪もないのにその国の牢屋(政府)につかまっている」ということは、他人や他国から見ればまったく『悪いこと』ではないけれど、その国や地方、政治にとっては『悪』になるからつかまっているわけで…。
    ということは、「悪いことだとは思えないことで捕まっている」という設定そのものが、まだ年若いお子さんたちには、難しい気がしました。

    ただ、見知らぬ国の無実の人に手紙を書くことで、何か少しでも小さな幸福をもたらすなら、それはそれで素敵だと思いました。

    投稿日:2012/09/10

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  • 無関心という怖さ・・・

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    アムネスティー・インターナショナルには、すてきな安野光雅氏のはがきがあり、他にもCardとか購入し、微力ながら協力していました。
    同封されてくるパンフレットを読むと、本当に自分のしていることは、微力すぎるなぁ・・・と思いながら。

    いせひでこさんの絵ということで、気になって図書室にリクエストして、今日届きました。

    重いです。

    非常に考えます。

    思春期に読んだら、どういう風に感じられたのか・・・

    息子にも薦めてみようかと、思っています。

    投稿日:2009/05/26

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  • 知らんさん

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    ちょっと怖いお話だと思いました。
    みんなと違うことを考えただけで敵とみなされ、牢屋に入れられるシランさん。
    現実、傘をささなかったからという理由で囚われることはないと思うのですが、それに似たようなことはあるかも・・・と考えてしまいました。
    周りとちょっと違うことをしたりすると、それだけで目を付けられる。
    何かあったときに真っ先に疑われる。
    そういったことは、この今の社会でもあると思います。

    このシランさんの名前。
    「知らん」からきているのでしょうか?
    傘を差すことがこの国では常識だということを「知らん」だった彼。
    捕まる前には、世の中の様々な苦しみ、無実で囚われる人がいることの理不尽さに、まさに「知らん」だった彼。
    「知らん」の怖さを見せ付けられた思いです。

    深く考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2009/03/24

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