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やまんば山のモッコたち」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

やまんば山のモッコたち 作:富安 陽子
絵:降矢 なな
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:2000年
ISBN:9784834017236
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,929
みんなの声 総数 12
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8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 「やまんば山のモッコたち」は、時にわくわくして、時にとてもおもしろいお話だと思いました。 

     私が1番おもしろいと思ったお話は、「ガタロ沼の水曜日」です。
    このお話では、まゆのお母さんのやまんばと、カッパのヒムカ女王がおすもうをとります。
    どっちが勝ったかと思いますか?
    やまんばが勝ちました!
     
     私はまゆもすごいと思います。
    だって、まるは、ヒムカ女王いがいのカッパをぜんぶほうりなげてしまったからです。
     かっぱの中に、七千坊というカッパがいます。
    七千坊は強いカッパです。でも、まゆは一しゅんのうちに、七千坊をほおりなげてしまいました。

     ほかにも、わくわくするお話があります。
    まゆのたんじょう会をするお話です。
    まゆのたんじょう会には、やまんば山のどうぶつたちがぜんいん来ます。だから、おりょうりを作る大なべやかまどが13こもいりました。

     やまんばの作るおりょうりは、どれもとてもおいしそうです。
    私が食べてみたいなあ、と思ったのは、ヤマナシのジャムと、クルミのはちみつに、かやくごはん、クリームスープ、ヤマモモのさとうづけ、木いちごのジャム、あげコロもち、やまんばじる、やまんばもちです。

     まゆとけいたは、ケーキをやくようにと、やまんばに言われました。
    けれど、まゆがケーキの作り方をまちがえて、とんでもなく大きなおばけケーキができてしまいました。 
       
     まゆとけいたは、アイスクリームを作るのをわすれていました。
    そこで、雪女をよびに行きました。雪女は、アイスクリームをいっしゅんでこおらせてしまいました。
     雪女のこおらせたアイスクリームは、ひんやりつめたくて、きらきら光っていて、とろーりしていて、とてもおいしそうで、私はおなかがぺこぺこになりました。

     その後、みんなでごちそうをいっぱい食べます。
    おいしいといいですね。

    投稿日:2012/02/06

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    3
  • 2人で楽しむ童話

     もうこんな分厚い本まで自分で読めるようになってしまいました。大人が読む小説とまったく変わりません。でも、大好きな富安さんと降矢さんの作品・・・
    「ママもいっしょに読みたいから、読み聞かせ用にとっておいて」と頼んで、娘といっしょに読みました。

     セリフの箇所を読むのは、娘の担当。
    私よりもはるかに上手に、生き生きと、感情を込めて読んでくれます。まるで自分が読み聞かせをしてもらっているような気分! 
    娘の成長を嬉しく思いながら、2人で読む1冊の本を楽しみました。
     「まゆとおに」の絵本を読んだのは、ついきのうのことのようなのに・・・過ぎた日々を恋しく思う前に、今こうしていっしょにこの本を読んでいる時間を楽しもう・・・そんな気持ちになれました。

     娘は、すぐにこのお話に夢中になり、新しい章に変わるたびに、見返しの「モッコたちの暮らす霜里」の地図を見ながら、それぞれの場所を確認し、楽しそうに話していました。

     特に、気に入ったお話は、「ガタロ沼の水曜日」。インフルエンザで休んでいたときにも、
    「ママ、このお話、もう1度読んで」と言って、昼間から本を読んでもらえるのが嬉しくてたまらない様子でした。
    たまには、こんなゆったりした時間もいいものですね。

     「ガタロぬま」は、「こんにちは おてがみです」の絵本の、まゆからのお手紙にも出てくるのですが、今まで謎だったそのお手紙の背景も知ることができ、2倍楽しめました。

     また、この本には、おいしそうな山の幸がたくさん出てきて、どれも食べてみたくなります。やまんばの手料理は、豪快で、それでいて、自然の味を大切にした、心のこもったものばかり。

     娘も、「おいしそう!」と舌鼓を打っていました。
    娘が食べてみたいと思ったものは、「クルミのはちみつ煮、かやくごはん、クリームスープ、まゆとけいたが焼いたおばけケーキ、ヤマモモの砂糖漬け、木いちごのジャム、あげコロ餅、やまんば汁、やまんば餅、雪女が凍らせたアイスクリーム」だそうです。
     本当においしそうなものばかりですね。

    投稿日:2012/02/08

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    2
  • まゆとオニが大好きで…

    一度読んでみたいと思っていた本でしたが、あまりにページ数が多いので、今まで読みませんでした。
    でも、8歳の長男が本を読む量がぐーんと増えたので、試しに読ませてみることに。
    富安陽子さんの本はどれも、もっと読みたい、続きを早く読みたいと思うものばかりなの、この本も長男は引き込まれるようにあっという間に読み終わっていました。
    長男が読んだあとに、私が6歳の長女に読み聞かせをしました。
    読み聞かせはさすがに大変でした〜時間がかかりました!
    それでも最後まで楽しく読むことができました。
    小さい頃にまゆとオニを読んだ子ならなお楽しめると思います。

    投稿日:2011/06/14

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    0
  • まゆシリーズに児童書があった

    ナビのレビューで、やまんばの娘・まゆのシリーズに児童書があることを知りました。それがこの作品というわけ。

    早速、息子に読み聞かせをすると「スズナ姫」に似ていると言われました。同じ作者ですからね。

    頁数がかなりあるので、何日かに分けて読み聞かせしてようやく終わりました。

    啓太という少年が継続的に出てくるので、息子は自分と啓太を重ね合わせているのか、今までの絵本よりも親近感を持てたみたいです。

    絵本にも出てくるケーキもまた違った形で出てきたのがおもしろかったです。

    また、まゆの生まれた頃の様子が出てきたのも興味深かったです。

    あとがきに、富安さんがこの作品を大学生の頃に書いたというのを知り驚きました。

    投稿日:2010/06/24

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