3歳5ヶ月の息子と読みました。
これは、アンニパンニの印象がシリーズのものとガラッと変わってしまう
絵本でした。
いつもは買い物などをして忙しそうにしてはいますが、
お姉さんのように優しく、ブルンミの世話をしているアンニパンニなのに、
ここでは、ちょっとイライラしています。
まるで私のよう。。ちょっと心が痛みます。
(アンニパンニも子どもに見えるのに、随分、偉いですよね)
ブルンミは健気にアンニパンニの描いた絵を参考にしながら、
彼女が家に帰ったときに何をするつもりなのかを考えて
そのお手伝いをするのです。頑張っている!
帰ってきたときのアンニパンニはイライラしていますが、
お手伝いをしていたブルンミをみて、抱きしめるシーンがあり、
そのときに、私も息子を思わず抱きしめてしまいました。
いつも、怒ってばかりでごめんね、と。
ブルンミは自分で読めるのに、やっぱりアンニパンニに読み聞かせをして欲しいのですね。
息子もたくさん読み聞かせをして、甘えたいと思っているようです。
ブルンミに共感して、楽しく読んだようです。
子どもに対しての自分の態度を、改めて考えさせられた絵本でした。
抱きしめる機会もあるので、おすすめです。