表紙からすでに絵本は始まっています。作者名などが書かれたページにもいろいろな種類の動物たちが集合して、問題を出してくれます。始まったばかりなのに、わくわく、気持ちが高まります。
問題もバラエティに富んでいて、自然に生き物の名前を覚えられたり、絵やそれぞれの生き物たちの雰囲気に合った言葉遣いになっていて、細かいところまでよく気を配られているなぁ、と感心しました。
どのページも楽しめますが、種類ごとにしっかり描き分けられている犬のページと、魚だけでなく海のいろいろな生き物たちが勢揃いしているページが特に好きです。
この種の絵本は、初めは楽しいけれど、難しすぎると、ちょっとイライラしてしまったり、飽きてしまったりすることが多いのですが、最後にちゃんと答え合わせできるのもいいですね。
小さい子供にはヒントを出してあげながら、自分で見つける楽しみを味合わせてあげたいと思います。
年齢に応じて、いろいろな楽しみ方ができる絵本だと思います。