夏の時期にぴったりの表紙のひまわりと可愛いオコジョの絵に惹かれて手にしました。毛をかってもらうのを嫌がる一匹の羊メメールが、オコジョのタッチィの「毛をかってもらって自分で持っているのはどうか」という言葉で、毛をかってもらい、メメールが草を食べている間、毎日、タッチィが毛の番をしていました。けれど、居眠りをしてしまい、毛が風に飛ばされて、メメールを怒らせてしまいました。もし私が、タッチィだったら「毎日、毛をみていてやったのにそんなに怒る事ないじゃん」と思い、逆に私まで怒ってしまいそうです。
けれど、メメールの毛は育ててくれた所のお嬢さんが毎日、くしでとかしてくれていたから、とても大切のにしていたと知り、メメールの気持ちもわかった気がしました。「誰でも、大切にしていたものを無くされたりすれば怒るよな」と。
最後、2匹が仲直りした時は、自分のことのように本当に良かったと思いました。悪い事をしたと思ったら、ちゃんと謝らなければいけないなとこの絵本を読んで思いました。