4年生の子どもが歴史に少し関心を持ち出したので、これは良い機会だと様々な出版社から出ているものを吟味して、たどりついたのがこの角川まんが学習シリーズでした。
手ごろな大きさと現代風に更にアレンジされた子どもにも興味をひきやすいイラスト、東大の教授山本博文先生の監修という点も決め手となり我が家の本棚にも少しずつ揃えていきました。
私が子どもの時に読んだものと大きく違うのは、平成のつい最近の出来事まで歴史として刻まれている点です。
阪神淡路大震災、東日本大震災のこともきちんと載っています。
そうですね。日本の歴史として絶対に忘れてはいけない歴史です。
最後の方のページで
皆が歴史と向き合えば戦争なんてばかげたことはなくなっていく
国や人種という枠組みを超えて理解しあい、協力し合うことで世界が変わるという言葉があります。
きっと世界は変わる・・
私もそう願う一人で。
この先に続いていく歴史には沢山の笑顔が溢れるに違いないという最後の一文は、きっと生きている私達皆の願いなのでしょうね。
本当に良い15巻に出会えました。
きっかけは一冊でしたが、子どもが何度も読んでいる様子を見ているとやはり、いつでも手元に読める環境は大切だと感じています。
学校で歴史を勉強するまでに、日本の歴史に関心を持つという意味でもとてもオススメのシリーズです。