エドワード・リアの詩が基になっているので、訳も七五調なのでしょうか。
リズム感に、呑み込まれてしまうような、ありえないナンセンス絵本です。
船が「古い」ではなくて「篩」だと解ってしまったら、乗客ははなから冒険に諦めを抱いた人たちばかりでしょう。
徹底的にナンセンス絵本ですが、何かを揶揄しているのかと考えましたが、そこまでたどり着きませんでし
た。
そもそもジャンブリーズって何でしょうか。
ジャンブリーズに出会えたら、この人たちは幸せなのでしょうか。
付された作者紹介にも、馬鹿されたような心持ちで読み終えましたが、文章のリズムだけは余韻を残しています。