「雨ニモマケズ…」。
あまりにも有名なフレーズで、当たり前すぎて、気に留めることはありませんでした。
だから、レビューコンテストで紹介されなければ、敢えて作品を手に取ることもなかった気がします。
今回、この絵本を通じて、柚木沙弥郎さんの絵と共に、1ページ1ページ、言葉を噛みしめるように読んで…心に沁みました。「ソウイウモノ」になるのは、なかなか難しいことだけれど、手帳サイズにして持ち歩き、時々、読み返して、いろいろなことを振り返りたいな、という気持ちになりました。
巻末の、宮沢和樹さんの文章もよいです。