絵本ではなく、童話です。
『まあちゃんのながいかみ』等の作者で、ちょっと変わったテイストのお話を書く高楼方子さんの作品です。
ナビでも『まあちゃんの〜』が好きという方が多いので、このお話も読んでもらえると嬉しいな。
84歳の偉い服飾研究家エラババ先生が、着ると若くなるという服を開発し、68歳のヒョコルさんと一緒に、8歳のこどもになって、はつらつと大活躍するお話です。
もう何年も人生を生きてきた経験を持った上で、子どもの姿をしているので、怖いものナシでなんでも出来てしまう痛快なお話です。
最近、若い人でも「もうトシだから・・・」なんて言ったりしますが、エラババ先生とヒョコルさんを見ていたら、年なんて関係ない!いつでも人生を楽しんで、積極的に生きる人が、人生の勝者なのよ!ということに気づかされます。
読後感がとても良く、もりもりと元気が出てくるお話です。
娘と私のお気に入りの本で、3年位前から図書館で何度も繰り返し借りる本です。
小学校中学年位から読めると思います。お母さんも是非一緒に楽しんでください。