私が小学生のころ、授業で
図書室で本を読むだけの時間がありました。
「怪盗ルパン」は
その際、本当によく読んでいた作品です。
懐かしいですね。
語り口と身のこなし、スマートで鮮やかなお話たち。
ミステリとえば殺人事件があって・・・とは違うパターンで
面白く、片っ端から読みました。
新訳はとても読みやすく感じました。
そして表紙絵がヨシタケシンスケさん!
昔のルパンは写実的で劇画タッチのものが多く、
ちょっと怖くて苦手でした。
今回、ヨシタケさんだ〜と手に取る方は増えそう。
表題の「謎の旅行者」は意外な進み方が面白く、
どんどん読み進めていけます!
ショートセレクションなので、読み始めやすいです。
謎もあり、物語もぐいぐい読ませるので、
小学生中学年くらいから楽しめると思います。
娘が小3なので、もう読めるかな?
私も昔読んだ感覚を追いかけるように、
読みふけりました。
親娘で読んで語れたら、嬉しいですね。
この一冊でルパンの世界への興味や想いを引き出します。
長編を読む足掛かりともなりそう、
お子さんにぜひ。
あの鮮やかさ、あのワクワクを思い出したい
大人にもぜひ。