としおが可愛がっているボンを嘘までついて、島まで捨てに行っ
たお父さんに、青空クラブの人の言葉・犬への愛情に涙が
出てしまいました。
「その子は、つれていっては なりません」
青空クラブの人の鋭い声がしました。
「えっ・・・・・・・、うちの 犬ですよ。」
とうさんが、ボンの背中をなでながら 言った。
「あなたは、すてたのでしょう、その子を、
手術が 1日 おくれたら 助からなかったのですよ」
青空クラブの人は、
目にいっぱい涙をためていた。
野良犬に深い愛情を持って接しているのに、野良犬を思いやる
言葉に感動した私でした。