タイトルを見て・・なんだかふっと幼少期が蘇ってきて思わず自分の経験と重ね合わせて関心を持ちました。
私もきょうだいのおさがりを着たり、持たされることが多かったです。
今自分が親になりそれはごく自然なことだとわかるのに・・やはり私もいつも新しいものを買ってもらえないことに対して「ずるいな。」一人っ子や一番目でいつもピカピカのものを持っている友だちに対して「いやだな」「羨ましい」という感情を持っていたことを思い出しました。
でも、先生の言葉でおさがりってなんだかとても素敵なことなんだということに気づかされます。
それに、自分だけだと思っていたおさがり・・
意外とみんな大切に使っていることもわかります。
ものが普及しているこの世の中、お金を出せばすぐに何でも手に入るけれど大事に使おうという意識を持つことを子どもにも持つきっかけにも繋がると思います。
おさがりってなんだかとっても素敵なこと。
身の回りにあるおさがりを探したくなる絵本でした。