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ロシアのむかしばなし 七人のシメオン 」 てんぐざるさんの声

ロシアのむかしばなし 七人のシメオン 文:田中友子
絵:大畑 いくの
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2018年06月01日
ISBN:9784776408611
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 6
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  • バイキングがフェロー諸島に入植した頃の話

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子23歳、女の子18歳

    この物語ではなんと兄弟全員が「シメオン」という名前でした。
    海外では結構よくあることなのかもしれませんが、こういう人たちって、普段はどう呼び合ってるのかな。
    あだ名で呼ぶにしても、それじゃ、本名の意味ってあまりないな。とか、思ってしまうのは、日本人だからでしょうか。
    幸いこの7人には秘儀があり、物語では○○が出来る「シメオン」と、書いてあったので、すぐ見分けがつきました(ちなみに、この兄弟は見た目もそっくりだそうです)

    大島いくのさんの描く、如何にもロシアっぽい服装の兄弟たちが素敵でした。

    「王様に無理難題を言われる」
    「最終的に主人公(根幹の昔話では一番下の弟のシメオン)が頑張って、ヒロインとカップルになる」
    割とよくあるパターンです。
    「えーっ!?」と、思うところは昔話のパワーで無視して、こういうお話は「変なの〜」って、笑いながら楽しめればいいんです。
    兄弟の作った船を見ると、昔、ヨーロッパ(スカンジナビア半島やバルト海などで)活躍した海賊=バイキングを思い起こすような形をしています。

    さらに、兄弟の2番目のシメオンが見た海の向こうの風景は、ヨーロッパのフェロー諸島ではないかしら?と、思いました。
    この昔話には、バイキングたちがフェロー諸島に入植したころのヨーロッパの歴史が描かれているかもしれません。
    この絵本を読んで、ロシアの昔話や、ヨーロッパの歴史に興味を持つお子さんたちが出てきたら素敵だなと、思いました。

    投稿日:2018/08/26

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