エロール・ル・カインの美しい絵を見ているだけで幸せな気持ちになります。絵が美しくて、子供達も絵の描写の細かいところまで珍しさもあって堪能しているようでした。ネズミとウシの競い合いのなりゆきもどうなるのか、気にはなるのですが、思わず絵に見惚れてしまう、そんな絵本です。贅沢なひと時を過ごせて幸せだったなぁと言うのが正直な感想です。ヘビの絵は、なんども指で子供達が蛇の身体をなぞっていました。エロール・ル・カインの絵を見たらそうしたくなる気持ち、分かるなぁ?と思いながら一緒に見ていました。お正月にオススメの一冊です。