10ヶ月おなかにいた赤ちゃんが生まれて嬉しい気持ちと寂しい気持ちになったことがありました。できることが増え、成長していく姿はまぶしくてうれしい。でも私の手から離れていくことが少し寂しい。そんなときこの本を手に取りました。いつかおおきくなったあなたが見る世界はどんなだろう。子どもたちにはきっと、これからいろんなことがあるけれど、自分の足で歩いて、たくさんの出会いをしてすすんでいくことに気づかされました。ずっと一緒にはいられないけれど、それらが素敵なものでありますようにと願うあたたかな気持ちでずっと大切に見守っていきたいなと思わせてくれる絵本でした。心がやわらかく、そして軽くなる本です。