タイトルと訳がせたていじということで選んだ本でしたが、読んでみて、大満足でした。
どろぼうたちが集まって計画したのは、なんとサンタクロースを盗もうということでした。
思いつきもさることながら、オチにも笑ってしまいました。展開もユニークでしたよ。
息子は「最後がおもしろいね」と言っていました。私も最後がおもしろいと思いました。
詳しく書くとネタバレになるので書けないのが残念ですが、ちょっと人間社会の縮図を垣間見たような気がしました。
絵がポップでコミカルです。クリスマス絵本と思わなかったのですが、ポップでおもしろいクリスマス絵本としてお勧めだと思います。
マイケル・フォアマンの絵本は読むのが初めてと思ったのですが、やはりクリスマス絵本で「いちばんちいさいトナカイ」があるということに驚きました。
「いちばん…」の方は幻想的でファンタジックな作品で、同じ作者とは思いませんでした。
他の作品も読んでみたくなりました。図書館で評論社の棚を覗くのが楽しみになりそうで
す。