親も子供も大好きな西村 繁男さんの作品。
動物が主人公なのに、人間の暮らしが違和感なく描かれています。
しかも、親の世代ですら体験してきていない昔の日本。
ふくわらいって福笑ってかくのかぁ・・・親も勉強になります。
おせちりょうりってなに?とか、ふくわらいってなに?とか、質問がどんどん湧いてきます。
これといったハプニングもなく、淡々と描かれているのに、息子は夢中。
何度も「これ読んで」と言って持ってきます。
しめかざりがスーパーにあった、とか、保育園で餅つきをした、とか、
実生活とのつながりを楽しんでくれるので、本当に良い本に出会ったなぁ、と思います。
本が生活を豊かにしてくれてることを実感できるすばらしい本だと思います。