新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

11番目の取引」 はなびやさんの声

11番目の取引 作:アリッサ・ホリングスワース
訳:もりうち すみこ
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2019年06月24日
ISBN:9784790233565
評価スコア 4
評価ランキング 32,407
みんなの声 総数 1
  • この絵本のレビューを書く
  • これがデビュー作

    息をつかせぬ展開とは正にこの作品のような作品を指すのだろう。

    祖父のルバーブを盗まれた主人公が、物々交換で取り戻す資金を得ていく。「わらしべ長者」を彷彿とさせる展開だが、それだけではない。

    作品に出でくるワード「難民」「アフガニスタン」「タリバン」と3つ並んだところで、主人公の少年の現在の境遇や歩んでいきた道のりが透かして見えてくる。

    途中で、作者のことを知りたくなり、作者紹介を読んだら、これがデビュー作だということで、そのことにも驚いた。

    悲しみを経験したことがある者は、人の悲しみにも敏感であることが多い。悪役も出てくるが、良き仲間や助けてくれる人たちの援助の仕方のさりげなさに心が熱くなる。

    そうか、同時多発テロから18年なんだなと改めて思った。その年に生まれた息子が18歳である。

    現在、コロナ禍が続く中、子どもたちだけでなく大人もこの作品から元気や勇気をもらうのではないかと思う。

    鈴木出版さん ありがとう。

    投稿日:2020/06/30

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「11番目の取引」のみんなの声を見る

「11番目の取引」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット