おこらないでよう、ママ。
ママとおかあさんは、やさしいものなんだよ。
おこっているママは、よそのママだよ。
ママ、やさしいこえでおはなししてよう。
寝ぼけた頭に飛び込んできたこの部分にグサッ。
朝のテレビで朗読されていたのですが、そっと見やると娘は真剣。
なんとなく二重にグサッ。
オバケちゃんは、オルガンの音で優しいお母さんの声を表現します。
プーとしか書かれていないこの音。
この話とは無関係なところで、キーボードを貰った娘が初めてしたことが、いろんな声を音で表現することでした。
私には考えも及ばない表現法でしたが、オバケちゃんをはじめ子どもにはこんな風に聞こえているのでしょうかね。
比較的高い音を、好きな人の声と称しており、だからオバケちゃんのプーも高い音なのかなぁと考えてみたり。
優しい声ってどんな音なのだろう。
なんだか考えさせられる本でした。おこりんぼママにおすすめです。