小学校で読み聞かせボランティアをしています。
先生とお話していて、この絵本の話題が出たので、図書館で借りてきて
読みました。
私が声に出して読んでみて、13分くらい。
朝の読書タイムは10分だし、あまりに長いと名作でも飽きてしまう子がいるので、
私は読み聞かせには使わないなぁ、と思いましたが、
とってもとっても素敵なお話なので、子供に読ませたいなぁと思いました。
クリスマスツリーのなんて美しいこと!
シンプルな挿絵で、色を使っているものの、塗ってはなくてカラフルな線なのです。
それが物語を引き立て、雪の寒さや心の温かさなど、色々伝えてくれます。
ましろがもし自分の子供だったら、つい「あなたが2個もらったらだめでしょう?
みんな一個でしょう?」って言っちゃうかも。
でも、サンタさんはましろのうそを正そうとはしません。
それどころか一生懸命プレゼントを探して、翌年もにこにこお話を聞いて。
サンタさんは、だからサンタさんになれるのでしょうね。
そして、ましろが自分で反省して、考えたからこそ、奇跡が起こったのだなぁ!
サンタさんはどうやって贈り物を準備するの?って、子供に聞かれた
ことがありました。
そんな質問があったら、お母さんがこの本を読んであげるといいかも!
心がほんわかあったかくなる、クリスマスの素敵なお話です。