おおー、なんて子供たちが大好きな言葉が題名に!!勇気ある題名にした作者を称えたいと思います。面白おかしく出来ているおふざけの絵本化と思いきや、とんでもありませんよ。子供たちが陥りやすい部分にやんわり触れてくださっていて、とても大事なお話でした。この春1年生になった息子に、いつかはこんな思いをするのではないか、お友達がこんな思いをしているときにどんな態度で接してあげるべきか、はっきりと解りやすい展開で教えてあげられたのは、ありがたいと思った絵本です。もちろん息子も、うんうんとうなずきながら絵を見ていたので、理解したものと受け取っています。最後まで、(話題が話題だけに)爽やかに終わっている所が、素晴らしいです。