娘が1歳半位から、なぜか大好きで何度も何度も読んだ絵本です。
何冊かの‘ももたろう’を読み比べ、このももたろうを選びました。
桃太郎の人柄?に惹かれました。
悪い鬼の話を聞き、鬼を退治しに行こうと、おじいさんおばあさんに両手をついて行かせてくれるよう頼みます。心配なおじいさんおばあさんは、行かないでくれといいますが、必ず倒して帰ってきますと約束し鬼が島へ向かいます。見事鬼を退治した桃太郎は、鬼の差し出す宝物には目もくれず、お姫様を助け、おじいさんとおばあさんの元にもどり、
おじいさんおばあさんと末永く幸せに暮らします。桃太郎の‘生き方’がとてもきれいだなと、純粋に感動しました。
昔話って、ちょっと怖かったり残酷だったりするものが結構多くて、小さい子供に読むのをためらうこともありますが、これは安心して、というかぜひぜひ読み聞かせたい絵本です。