一年生のえっちゃんが主人公の話が三話入っています。
勘違いから「ミスたぬき」に選ばれたえっちゃんとたぬきのやりとりがおもしろいです。
「だいちゃんぜみ」はちょっとこわい感じがしました。
「ふうせんばたけはさあらさら」は空が出て来ます。あまんさんの時点的なエッセイ『空の絵本』を読んでいたら病弱だったあまんさんがお布団から空を見ていることが多かったので、空が出てくるお話が多いと書かれていたので、これもそうなのかなって思いました。
えっちゃんが「ふうせんのうめだえつこさん」とふうせんに話しかけるのが印象に残っています。
そういうこだわりって子ども時代にありそうです。
『えっちゃんとミュウ』というのもありますが、続編でしょうか。そちらも読んでみたいなあと思いました。