ハルモニ(おばあさん)はおもしろいお話がだいすき。
ある日ハラボジ(おじいさん)に、
市で木綿とお話をとりかえてきてもらうようにたのみました。
ようやくお話ととりかえてもらったハラボジは、
家にかえるとハルモニに話をはじめました。
そこにどろぼうがやってきて・・・。
「おんちょろ談」に似たストーリー展開で、挿絵も魅力的です。
また、年老いたこの2人が、木綿をお金や物と交換するのではなく
おもしろいお話しを何よりも楽しみにしてるところは
人生、いつまでも笑って過ごしたいな〜って感じ、
理想の夫婦に、にっこりです。
私は、このお話しを小学校の1ねんせいのクラスで読みましたが
ハラボジが百姓からお話しを伝授してもらうところや
ハラモニにお話しして聞かせる場面に身振り手振りも付け加えて
お話ししてみたら・・・子どもたちに大うけでした!
ちいさなお子さんでも充分に楽しめるお話しですので、
是非、体も思いっきり使って読み聞かせしてみて下さいね!