高い木の上の赤い実をとってほしい、とねみちゃんに頼まれたけど、木登りできないねずみくんは、「意気地なし」と言われちゃいます。そこへやってきたぞうさんは、大きくて、力持ちで、こわいものもなくて・・・すっかり羨望の眼のねずみくんですが・・・。
誰にだっていいところもあるし、悪いところだってあるんだよ。それが個性っていうんだよ。誰かがきっと、君のいいところを見つけて、好きになってくれるよ、と勇気づけてくれる絵本です。
ラストシ−ンがすごく好きです。
子育てにおいても、我が子のいいところをたくさん見つけて、それをつぶさないように、できれば、伸ばしてあげられる親になりたいな。