小学六年の時だったと思います。同級生の子がしきりに「北方領土の返還」と言っていたのを覚えています。
授業でも戦後のことは時間切れになることが多くて、なかなか北方領土のことを知る機会はありませんでした。
最近、瑞雲舎の棚をよく覗いては本を借りてくるのですが、こんな本がありました。
息子にはまだちょっと難しいかなと思いつつ読んでみました。
北方領土のことについて話すばあちゃんが小学三年生の時に島をおわれたということで、息子と同じ学年ではありませんか。
息子と二人で日本地図で北方領土の位置を確認しつつ読みました。
大人になってもまだまだ知らないことばかりです。
こうして子どもと読む本の中から子どもと共に知らなかったことを深めていっている気がします。
そこに住まわれていた人のお話をこうして語り継いでいくのはとても大切なことですね。
本を読んで、今までよりももっと北方領土について身近に感じられるようになりました。