お風呂上りなど、子供ってなかなかパンツを穿きたがらないですよね。この主人公の兄弟もそうなんです。お父さんやお母さんが何度も言っても穿かないのです。でもよく考えれば、人間だけが穿いている物なんですよね。お兄ちゃんの理屈に、絵本のお父さんじゃないけど、そういえばそうかも・・・な?とふと、思ってしまいます。動物達と裸で駆け回ったり、海で魚達といっしょに泳いでいる親子の気持よさそうなこと。少しぐらいならいいかなぁと思えてくるんですが、絵本のお母さんのように、つい「まだ、はいてない!」と母親としては、言ってしまうのが現実かな!この絵本は、名前が出てこないので、子供達は自分とオーバーラップさせているようです。絵のほうも、子供が描いた様な絵なので、〔磯さん、ごめんなさい。〕子供達は、親しみが持てるみたいです。