絵本の題名どおり、本当に不思議な絵の世界です。
表紙からして奇妙です。
垂直なはずのレンガの壁を小人さん達が歩いてのぼっているのです。
ページをめくると、小人達が逆さまになって遊んでいたり、座っていたり・・・。
安野光雅氏によると、
「メビィウスの帯」「ネッカーの立方体」「ベンローズの三角形」
とかいう頭の痛くなるような原理を、応用しているのだとか・・。(企画展資料より)
へ〜ぇ、そんなすごい絵本なんだァ・・・。
凡人の私は、小人さん達の愉快な動作やカラフルな衣装がお気に入りです。
緻密な絵をみているだけでも楽しめます。
くれぐれも、だまされないように!