新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

りんごのき」 ガーリャさんの声

りんごのき 作:エドアルド・ペチシカ
絵:ヘレナ・ズマトリーコバー
訳:内田 莉莎子
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1972年03月
ISBN:9784834003345
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,684
みんなの声 総数 34
  • この絵本のレビューを書く
  • 一本の木を通して

    家の前のりんご並木を歩いていたときのこと。娘が、「お花が全部散っちゃったのに、どうしてりんごの実がならないの?」と聞いたので、早速その晩、この本を手渡して読んであげました。左ページがすべて文章になっていて、少し長いお話かな?と思ったのですが、「3才から」となっている通り、読み始めてみると、とてもわかりやすい言葉で書かれていて、マルチンの子どもらしい問いかけに、両親が優しく答えながら、季節の移り変わりとともに、物語が進んでいきます。娘は、「私のほうが、ちょっとお姉さんね!」というような顔をして、静かに微笑みながら、小さなマルチンの会話を楽しんでいます。
    特に、おとうさんが水撒きポンプで消毒薬を散布する場面のやりとりが、面白いようです。
    我が家にあったアプリコットと洋梨の木は、数年前に枯れてしまい、この絵本を読んだ後には、余計に残念に思われて仕方なくなってしまいました。庭の1本の木を通して、家族で四季の移り変わりや、自然の恵みのありがたさを分かち合えるのは、素晴らしいことだな、と改めて教えられた思いです。今、うちの庭には、娘の誕生木のグレープフルーツが実をつけています。絵本のりんごの木と見比べながら、成長を楽しみたいと思います。

    娘は、「おやすみ前の本」として、めったにこの本を自分から選ぶことはなかったのですが、2ヶ月ほど経った頃から、毎晩のように読み聞かせの最後の1冊にこの絵本をリクエストするようになりました。そして、この本だけは、「お布団で読んで!」と言って、ベッドに寝転んで聞きたがるのです。何百冊とある本棚の絵本の中で、ベッドに入ってから読むのは、この本1冊だけです。この絵本への娘の思い入れは、どんなものなのでしょう・・・。私も、特別な気持ちを込めて、娘に読んでいます。

    投稿日:2008/07/18

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「りんごのき」のみんなの声を見る

「りんごのき」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / パパ、お月さまとって!

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(34人)

絵本の評価(4.57)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット