乳児対象に読んでみました。
港でねこが飛び乗ったおふねが出航してしまいます。
「ポンポンポンポン」と軽快な音がどこまでも続きます。
出会う船もいろいろな音を出します。
向こうの港に着いて積荷を降ろして、帰途。
シンプルですががのどかで良い感じです。
思わずおふねになりきって読んでしまいます。
ねこの存在感も良いです。
乳児たちはもちろん、ストーリーなどわからないと思いますが、
「ポンポンポンポン」の音に反応してくれていたようです。
色彩も優しく、海の感じもよく伝わってきます。
帰途は夕暮れ、その色合いが素敵です。
ちょっとした乗船気分も味わえそうですね。