お家の中にあきあきした、犬のアンガス。
違う場所、違う物が知りたくてたまりません。
ある日、アンガスは、表の門をしのびでて、大通りにでました。
うちの息子はたいそうな臆病者(慎重派といって!)なので、一人で家から出ることなど、とんでもないようです。
でも、好奇心だけは、アンガス並み。
「ねー外いこうよ〜」
「一人で行ってらっしゃい(出来るはずないけど)」
「おかーさんといっしょに!」
「おかーさんは行かない。○○が一人でいってらっしゃい」
「やだーーーーー!!!」
このやりとりが、しょっちゅう繰り返されます。
だから、息子は、たった一人で外へ出たアンガスに、興味津々でした。
繰り返しのある、リズム感のよい絵本です。
子供は、アンガスと一緒に冒険を楽しんだ気になれるのではないでしょうか?
最後、おなじみの庭や家がネコが、アンガスにとって、うれしくてならない、と描かれているのが、たまらなく可愛らしいです。