息子と一緒に読んだのですが、人なつっこい、かわいらしい
表情をたっぷり浮かべてるゆうたろうに最後まで
ほっぺたがゆるみっぱなしで、素敵なお話しでした。
最近はお客さんも減ってしまった、
おじいさんが経営するケーキ屋さんに、ひょっこり現われた
見慣れない男の子。この男の子が
「ほんのちょっぴり、あじみさせてくれる?」といってアップルパイを
味見しては、「ごちそうさま」と帰ってしまうシーンから
はじまるのですが、この不思議な様子の男の子の存在が
アップルパイが大好きなのかな?
どうして味見だけして帰ったのだろう?と、子どもたちに
いろんな想像を膨らませてくれます。
さて、この男の子の正体も気になるのですが、
男の子の温かい思いやりや、ケーキ屋さんのおじいさんとの
温かいやりとりがお話しを楽しんでる私たちの心も温かくなってきて
ほかほかと元気になっていくようです。
そして、2人で作ったアップルパイもとても美味しそうで
とっても素敵なお話しでした。