もったいないばあさんが地球の色々な国に住んでいる
9歳の子供たちを紹介してくれます。たとえば
ある子は学校に行けず働いています。
ある子は路上で生活しています。
ある子は地雷で足を失っています。
ある子は嫌いな物を食べ残しています。
そして、10の問題が書かれています。
異常気象・森林伐採・戦争・難民・貧富の差など・・・
それらが世界の子供たちにどんな影響が出るのかを
子供たちににも分かりやすく伝えようと
できるだけ難しい言葉を使わずに書かれています。
3年生の娘には自分で読んでも、理解できない部分がまだありましたが
5.6年生になれば理解できるような内容かと思います。
3年生でも一緒に読んで説明してあげれば理解していました。
1年生は横で耳をふさいで「読まないで」と言っていました。
聞きたくないような現実が伝わったのでしょう。
だって怖いですよ。
パパが戦争で死んで、自分が銃を持たされて戦場へ行かされる。
今は無理に話そうとは思いません。
でもね、理解できる年齢になったらまた伝えたいと思います。
その頃にはほんの少しでも良い状態に向かっていることを願います。
まずは大人が読んでみて下さい。
子供と世界の子供たちのことを話すきっかけに良い本です。
学校で教育を受けられる事って普通だと思っているけれど
たまたま日本に住んでいるから普通だと思えるんだよって気づきます。