題名にひかれて手にとりました。
こぶたが主人公の「3匹のこぶた」。
これをオオカミ側の視点から書いたお話。
オオカミの気持ち、言い訳が素直におもしろく
書かれていて、
物事を一方的にではなく、多面的に捉える必要があるということが
伝わる本だと思います。
しかし、表現が
「そこに(死んだ豚が)あったから、くさってももったいないし食べた」
といったような内容は冗談がキツイなと感じました。
将来
「物がそこに置いてあったから盗んだ。」
「相手が悪いから殴った。俺は悪くない。」
飛躍しすぎだとは思いますが、そんな言い訳に発展しかねないな
と感じてしまいました。
ある程度、善悪がつくようになってからであれば
興味深く読めて楽しめる本だと思います。