メキシコのクリスマス行事の様子が描かれます。
クリスマス・ピニャータと呼ばれる、つぼのおはなし。
仲間と一緒に作られたつぼですが、ひびが入って、庭の隅におしやられるのです。
でも、クリスマス・ピニャータとして、
お菓子を詰めて張子のように飾られて「人の役に立つ」のです。
でも、ピニャータは、割られる運命という訳なんですね。
独特のメキシコのクリスマスの様子がわかります。
同時に、つぼが主人公、というのも、新鮮です。
クリスマス・ストーリーを再現したポサーダも、なるほど、です。
何より、子どもたちが主役の行事というのが嬉しいです。
ラストはつぼらしい運命ですが、みんなかけがえのない存在、というメッセージが嬉しいです。