カバーを見て、まず重厚な感じがしました。
科学絵本でありながら、知識を押しつけず、願いを込めたような展開です。
現実的な部分と、自然の力を大きく見せている所に、シンフォニックな感じがしました。
多分、地球温暖化の脅威については、誰もが「漠然と」認知しているのです。
認知していながら、積極的に動かないのは、目先のことに追われ、問題を先送りしようという他力本願のような心理構造があるのです。
そんな時に、救いの道を示されるのは大きなことです。
人類が破滅した後は、海藻と自然だけの地球になってしまうのかとも思いました。
マイナス思考で考えるよりも、プラス思考で考えることを学びました。
取組みは個人レベルではなくて、もっと大きなところの判断でしょうか。