現代には当たり前だけどちょっと切ない家庭環境や
お互いを「友だち未満」と感じている
そんな今を生きている二人。
そんな二人が自転車に乗って大冒険!!
水のことでケンカしたり、出会う大人を変質者?!だなんて疑ったり、
そんなこんなありながらも、お互い助け合って長い長い道のりを進んでゆく姿。
「友だちってなんだろう。」と、机に向かって深く考えなくても
一緒に行動し、気持ちを共感し合い、泣いたり笑ったり怒ったりそんな関係を大切にしていく方が、ホントの友だちに出会えるってことを伝えているような気がします。
ストーリーのテンポも早く、一気に読めました。
思春期にさしかかる一歩手前の男の子達に、ぜひ読んでほしい1冊です。