ご存知、おさるのジョージが、黄色い帽子のおじさんのところにやってきた顛末が描かれています。
読んでみて…良くも悪くも、驚きの連続でした。考えてみれば、原書の初版は1941年。80年前の時代背景と価値観、倫理観はこんな感じなのか、と思いました。
ちょっと驚くような描写があってもなお、作品全体に優しさが漂い、ジョージの可愛らしさがずば抜けているのは、H.A.レイ夫妻の、ジョージや子ども達への愛情ゆえなんだなぁと、ジョージの魅力の謎に、すこし触れた気がしました。
出版年順に、ジョージの物語をたどりたくなりました。